HOME > ニュースページ > 社会 > 詳細

江沢民の命運 上海の主婦も熱く語る

2014年08月13日

【新唐人2014年8月13日】江沢民の命運 上海の主婦も熱く語る

前政治局常務委員の周永康が粛清された翌日、中央は調査チームを上海に派遣しました。上海は元国家主席・江沢民の牙城です。これを受け、地元の庶民もついに、江沢民一家の汚職や江沢民派の犯した罪について、議論を始めました。江沢民の粛清を待ち望んでいるかのようです。

 

アメリカのニュースサイト「大紀元」によると、かつて政治に無関心だった主婦や、これまで外では政治を語らなかった警備員まで、みな議論しています。街のいたるところで、かつて庶民を虐げ搾取したことや法輪功を迫害したことなど、江沢民を罵倒する声が聞かれるようになりました。

 

北京 リストラ職員ら1000人が陳情

 

8月11日、中国の大手4銀行のリストラ職員や各地からやってきた陳情者など、合わせて1000人近くが国家信訪局に集結し、陳情しました。

 

大陸のサイト「民生監察工作室」によると、北京南駅から国家信訪局まで、沿道は警官とパトカーで埋め尽くされました。監視カメラも設置されたほか、近くの地下鉄の駅、合わせて4つの出口では、警官が職員に代わって改札係を務めています。ある陳情者は、現場のあまりの緊迫ぶりに、何事かと思ったそうです。

 

また、大陸のサイト「維権網」によると、当局は、大勢の陳情者を北京市の久敬荘にあるヤミ監獄に送りました。普段だと名前を書類に記載したら解放しますが、今回は全員拘束を続けたそうです。

 

世界ウイグル会議「当局は自白を強要」

 

大陸メディアの報道によると、7月28日に新疆で起きた暴力事件に関与した疑いで、8月9日までに、すでに18人が自首しました。

 

しかし海外のウイグル族組織「世界ウイグル会議」はラジオ・フリー・アジアに対し、当局は家族を人質にして、自白を強要したと明かしました。「自首など当局が作った嘘だ」と述べています。

 

また、新疆ウイグル自治区のポータルサイト「天山網」の報道によると、22歳のウイグル族の若者が「暴力事件」の内情を海外のサイトに発表したところ、封鎖突破ソフトを利用してデマを流したとして、拘留処分になりました。

 

しかし大陸のネットユーザーは、「当局の情報封鎖は、いわゆるデマよりも悪質だ」と批判しました。世界ウイグル会議も、一方的な報道をやめるよう呼びかけています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/12/a1129749.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/萩野 映像編集/李)

 

トップページへ